屋根の塗装で補助金(助成金)を受けるための条件と注意点を解説

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屋根の塗装で補助金を申請するときは、事前に条件と注意点を知っておきたいです。しかし、制度を正しく理解できている人は多くありません。この記事では屋根の塗装で補助金を受けるための条件と注意点、さらには工事をする目安と流れを解説しますのでご覧ください。

前提:住んでいる自治体によって全く制度が違います

まず、お住まいの都道府県や市区町村によって屋根の塗装やリフォームで受けられる補助金は全く違います。そもそも、補助金がない自治体もありますから、住んでいる自治体のホームページなどで補助金制度を確認することが大切です。

各自治体に共通している補助金をもらうための条件と注意点

各自治体に共通している補助金をもらうための条件と注意点は主に6つあります。それぞれが大切なことです。

施工前に申請して許可をもらってから施工を開始する

よくある勘違いでは、リフォーム工事を開始してしまった後、あるいは工事が完了した後に申請をしようというケースです。補助金は初めに自治体に希望の旨を申請して、希望者多数の場合は抽選によって交付者を決定し、その後初めて工事を始められます。

つまり、工事開始までには補助金の申請は終わらせておき、業者さんには「補助金の申請を説明」した上で決めるようにしておきましょう。

同じリフォーム業者が行った工事費用のみ対象

工事費用は同じリフォーム業者が行った工事費用のみ対象なので、追加のリフォームを行った場合、工事を施工する業者が同一でないと交付が受けられないことも。

「200万円使わないと補助金の上限の20万円を貰えない」とあらかじめわかっている場合は、同じ業者が内装などの他の工事が可能であれば、お任せするのも良いでしょう。塗装工事だけで200万円もかかる事は稀です。

補助金が欲しいからと言って必要ないリフォームまで行ってしまわないように、必要な範囲での工事にしましょう。

工事前や工事後の写真、見取り図、平面図、立面図が必要な自治体もある

申請する自治体によって異なりますが、補助金を申請する際にリフォームを行う場所の写真、平面図、立面図などを用意する必要があります。リフォーム前の写真でしたらすぐに撮る事は可能だと思いますが、見取り図、平面図、立面図に関しては準備に時間がかかります。

用意する物は自治体とよく相談しておきましょう。平面図や立面図をプロに新たに作成してもらうと、10,000〜15,000円はかかりますので、自作の物でも問題ないか確認しましょう。

自治体内に必ず住居があること

当然ですが、補助金を受ける際は自治体内に家が必要です。自己所有以外の借家でも補助金を受けられる自治体もありますし、借家の場合は所有者が親族の場合のみ対象など、条件付きで認められている場合もあります。

また、自治体内に塗装する建物はあるものの、そこにはまだ住んでいない場合でも対象となる場合が一部あります。転入後のリフォームの場合に補助金の上限をあげてくれる自治体もあるので、引越し後の家にリフォームを行う場合は、引越し後に住む方の自治体に確認しましょう。

税金を滞納していると補助金を受けられません

補助金は税金などから出ているので、税金等を滞納している人は補助金を受けられません。これはどのような補助金であっても共通の事ですし、どこの自治体であっても認めてくれないでしょう。県民税、市民税、保険、年金など、納める物は納めておく必要があります。

断熱、遮熱塗料を使った塗装工事のみ認める自治体がある

シリコンやウレタンなどの一般的な塗料によるリフォームではなく、地球環境に配慮した省エネリフォームの条件を出す自治体もあります。

これはヒートアイランド現象や地球環境に歯止めをかけるためのものなので、断熱塗料、遮熱塗料を使った工事でないと補助金がおりません。

屋根の塗装一面に遮熱塗料を使えば外壁は通常の塗料で良い、という場合もあるので確認しておきましょう。

この「断熱塗料か遮熱塗料を使う」という条件があった場合、どの塗料が断熱塗料で、どの塗料が遮熱塗料なのか、といった判断は基本的に自治体に委ねられるので注意しましょう。

屋根の塗装の目安・流れについて

ここまで屋根の塗装で補助金を受けるための条件と注意点を解説しました。更に屋根の塗装がいつ頃塗り替えるタイミングなのかについても解説したいと思います。

屋根の塗装の目安

次のような症状が出てたら塗り替えるサインです。時期に関係なく業者にお問い合わせしましょう。
全体的に著しく劣化(色あせ)が目立つ、コケ、カビが発生している、敷地内に屋根の破片が落ちているなど。

屋根の塗装の流れ

ここでは、最も一般的な屋根材であるストレート屋根の塗装の流れを紹介します。基本的には、外壁塗装と同じ流れで進めます。

  1. 足場の設置・養生
  2. 高圧洗浄
  3. 下地補修
  4. 下塗り、中塗り、上塗り

足場の設置・養生

足場に上がるための足場を設置します。また、周囲を塗料の飛散を防ぐメッシュシートで囲います。

高圧洗浄

屋根に付着しているカビやコケ、古い塗膜などを洗い流します。

下地補修

クラックや欠けた部分があれば、コーキング材を注入して補修します。

下塗り、中塗り、上塗り

外壁塗装と同じように、シーラーやプライマーと呼ばれる下塗り材を塗布した後、上塗り塗料を2回塗ります。

下塗り、中塗りでそれぞれ乾燥時間が必要な為、2日以上かけて行う事が殆どです。

株式会社青木塗装店へ是非お問い合わせください

屋根の塗装を受ける際、補助金を受けるための条件と注意点について解説しました。屋根の塗装の目安や流れを把握しておけば、頼む時も間違える事はなくなります。

制度の条件と注意点は理解できた。
補助金が出たらどこへ頼もうか。

そのような疑問は是非株式会社青木塗装店へお問い合わせください。外壁塗装のプロが親身に相談に乗ります。

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