屋根塗装を自分でプロ級にするのに必要な道具13選

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屋根塗装を自分でプロ級にするにはどのような道具が必要なのか気になる人は多いです。今回はプロ級にするのに必要な道具13選をご紹介します。

屋根塗装のDIYに必要な道具13選

屋根塗装のDIYに必要な道具が、元から全て揃っている方は中々いないでしょう。そこで今回は屋根塗装に必要な道具13選を紹介します。

作業用足場

費用相場は、一般的な戸建て住宅(各階の床面積の合計が30坪前後)の場合で15万〜20万円です。屋根塗装を自分で行う際は、安全に工事を行うために必要な足場です。

「屋根に登る=はしご」と考える人も多いですが、大変な危険が伴いますので、DIYで作業をする場合でも必ず足場業者に足場だけは用意してもらいましょう。

安全グッズ

費用相場は10,000〜30,000円です。屋根からの落下を防ぐために、以下のような道具を購入・活用するのがおすすめです。

  • 安全帯(墜落防止のため作業者が装着するベルト)
  • ランヤード(安全帯に付ける命綱)
  • 親綱(屋根上に張って固定し、命綱の、安全帯を取り付ける綱)
  • 親綱ハンガー・伸縮調整機(親綱を張る道具)

屋根用の作業靴

費用相場は2,000〜5,000円です。屋根で作業を行う際に履く靴には、次のような機能・特徴を備えた屋根用の作業靴を選びましょう。

  • 滑り止め
  • 足を屈曲しやすく、屈みながらの作業の疲労感が軽減される
  • フィッティング性が高い

屋根などの高所用の作業靴は、ホームセンターなどで購入できます。

ヘルメット


費用相場は3,000円前後です。作業中に誤って頭をぶつけた時や万が一落下した時に、頭部を保護してくれる装備です。

家庭用高圧洗浄機などの掃除道具


費用相場は10,000〜30,000円です。塗料を塗る前に、屋根の古い塗膜や汚れ、コケなどを掃除する道具がいります。次のような道具を揃えておけば、問題ないでしょう。

  • 家庭用高圧洗浄機
  • トング
  • ゴミ袋
  • ほうき
  • スポンジ
  • 雑巾

ヘラ

費用相場は100〜500円です。ヘラは古いコーキング剤などのこびりつきの掃除や、屋根材のひび割れをする際、表面を均す作業で使います。ステンレス製とシリコン製のものを用意しておくと良いでしょう。

※コーキング剤とは、隙間や穴を埋め、防水性や気密性を保つために充填する材料です。施工時は接着剤のようですが、乾くとゴムのような質感に固まります。

ケレンのための道具

費用相場は1,000〜50,000円です。
下地の状況に応じて、ケレンに必要な道具が変わり、費用が大きく異なります。

ケレンとは鉄部のサビや木部のささくれなどをこすって除去し、表面の状態を整える作業です。ケレンに使える道具としては、以下のような物があります。

  • 紙やすり
  • ディスクサンダー(ケレンに利用できる電動工具)
  • ワイヤーブラシ(毛の部分が金属でできているブラシ)
  • 研磨用のナイロンタワシ(マジックロンなど)

ディスクサンダーは便利ですが、高価なため、ホームセンターのレンタルを利用しても良いでしょう。

養生材(養生シートや養生テープ)

費用相場は500〜1,000円です。

養生とは、飛び散った塗料で周囲の物が汚れないよう、専門のシートで覆って保護する作業です。養生シートや剥がしても痕(あと)が残りにくい養生テープやマスキングテープを使います。

ハケ

費用相場は500〜1,000円です。

細かい部分や角の部分を塗装する際に使用します。ハケの毛質は、馬毛や化学繊維、ポリエステル系などがあります。屋根塗装の際は、複数の種類の塗料を使います。塗料によって使い分ける為に、2〜3本用意しましょう。

ローラー・ローラー用トレー

費用相場は、1個につき100〜500円です。広い範囲を塗装する際に使用します。平らな面に適する「短毛ローラー」、色々な面に適する「中毛ローラー」、粗い面に適する「長毛ローラー」があります。

DIYでは、幅広く適用する中毛ローラーがおすすめです。下塗りと上塗り用に2〜3個用意しましょう。

塗料

塗装工事には、下塗りで使う塗料と、上塗りで使う塗料が必要です。塗料にかかる費用は、塗料のグレードや機能性で大きく変わります。ホームセンターやネット通販で、缶の塗料を購入した場合の費用をお伝えします。

下塗り剤には、「プライマー」「シーラー」「フィラー」の3種類があり、屋根の材質に応じたものを選びます。基本的には、金属屋根はプライマー、ストレート屋根はシーラー、セメント瓦はフィラーを使用します。

塗料は製品説明に適用下地(使用するのに適している建材の種類)が明記されているはずなので、確認した上で下地材を選ぶと安心です。

塗料の種類 費用相場
下塗り剤(プライマー) 1缶(15kg)15,000円前後
下塗り剤(エポキシ系シーラー) 1缶(15kg)15,000円前後
下塗り剤(フィラー) 1缶(20kg)15,000円前後
ウレタン系塗料 1缶(15kg)10,000円前後
トタン屋根用油性塗料 1缶(15kg)15,000円前後
シリコン系塗料 1缶(15kg)18,000円前後
遮熱系塗料 1缶(15kg)25,000円前後
フッ素系塗料 1缶(15kg)50,000円前後

コーキング剤・コーキングガン

費用相場は300〜1,000円です。コーキング剤は、屋根材のひび割れや穴などを補修するものに使うものです。コーキングガンが無いと使えないタイプと、無くても使えるタイプがあります。

※コーキングガンとは、コーキング剤をセットして推し出すための道具です。使用した方が細やかな補修をしやすくなります。

タスペーサー

費用相場は500個あたりで10,000円前後です。ストレート屋根の場合、屋根材と屋根材が塗膜でくっつく事を防ぐ為に、屋根材と屋根材の間に挟む「タスペーサー」が必要になります。

10m2で100個必要になりますので、一般的な規模の木造2階建て住宅の場合、500個ほど使用します。

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屋根塗装に必要な道具13選の紹介でした。屋根塗装を自分で行うのが難しい、といった場合には株式会社青木塗装店へ是非お問い合わせください。

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